date_range
《 本氣 》
《 本氣 》
今までの人生の中でこんなにも本氣になったことがあっただろうか
振り返ると途中で投げ出したり、辞めたり、逃げたりすることがよくあった
ひとつのことにこんなに本氣を出して集中したことはなかったかもしれない
毎日、自分と向き合い、限界突破をしてきた
毎日、これでもかというほど愛を注いできた
毎日、この原稿を読み込み、あの人が読んだらどう感じるだろうか?と想像してきた
昨日も長時間、吉満社長と原稿とそして自分と向き合った
最後の宿題が出されて、しばらく目を瞑りこう答えた
『一旦拒否します』
宿題原稿を拒否したのは初めてのことだった
そのあと、ふたりで泣いた
この本には見えない何かが宿っている
『バタちゃん、よくやったね。自分の本とここまで向き合う著者はなかなかいない』
この上ない褒め言葉だ
本氣を出せたのは紛れもなくセンジュ出版吉満明子社長が側で見守ってくれていたから
あと少し、あともう少しでこの本が世に出る
そして、僕の手から離れて読んでいただける方の『本』となる
《 光も陰も愛 》という僕の分身を宜しくお願いします
