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《 本が出版されるまでのリアルなプロセス 》
2025年春、センジュ出版から川端知義の本が出版されます。
実は、原稿に5年の歳月がかかりました。
今思えば、本の原稿を書くということは照明が全くない暗闇のトンネルに入るのと一緒。
目を見開いても真っ暗で何も見えないから、前進しているのか後進しているのか左に進んでいるのか右に進んでいるのすら全くわからず正直、苦しみ抜いた5年でした。
人前で何かを伝えさせていただく仕事をしながら、人間として自身の学びや成長に貪欲でいると1ヶ月前にあれだけ熱心に書いた自分の文章がとても軽く中身のないモノと感じてしまう。
このような葛藤を5年間、繰り返してきました。
出口が全く見えず彷徨い続けた挙句、原稿を書くことに目を背け、短編小説を書いていたことさえあった。
針の先ほど小さな光が見えてきたのは今年の夏。
その光は普段なら見逃しそうなくらい小さくて、消えそうで消えないどこかの星のような弱い光だったけど、とにかくその方向へ向かって突き進むことしかできなかった。
その光の先で両手を広げて笑顔で待っていてくれたのはセンジュ出版の吉満 明子社長でした。
『ばたちゃん、よくやりました。あとは任せて。』
吉満社長から、この言葉を聞いた時の安心感と暗闇のトンネルからようやく抜け出した開放感は、ひとつのことに集中し自分の中にある最大限のパワーを絞り出した人にだけわかる感覚なのかもしれません。
人間として生きるという意味をほんの少しだけ理解したように思えたのでした。
そして、今日はセンジュ出版の吉満社長との対談の撮影をしてきました。後日YouTubeで配信される予定になっています。
この本はもう僕の本ではなくなり、皆さんの本になっていきます。出版されるまでのリアルなプロセスを共に歩みませんか?
《追伸》
対談の撮影が終わり、大好きな北千住の街をふたりで歩いていると道端に『1円玉』が、、、知っている人は知っている。僕は、素晴らしいことが起こる前兆に必ず『1円玉』を見つけます。これがマイジンクス。
これからどんなことが起こるのかなぁ。というかむしろ、もう起こってたことに気がついた夜でした。