僕が伝える言葉をよしみっちゃんはそのまま寸分の狂いなく受け取ってくれた

いや、むしろ僕の想像を遥かに超えた感度と感受性で受け取ってくれていたと感じる

 

 

焼肉屋なのに、2人のテーブルだけ《カラオケボックス》になっていた

会話が綺麗に重なってハーモニーになり、まるでカラオケボックスでデュエット曲を歌っている感覚

 

 

僕の記憶が確かなら5年以上前に本の原稿を依頼していただいた

この5年試行錯誤しながら、何度も書いては消して、書いては消してを繰り返してきた

 

 

『え？で結局、お前は何を伝えたいの？』

 

 

1冊分まるごと原稿を消したり、手書きの原稿用紙を破り捨てたこともあった

 

 

『もっと良い伝え方、表現方法があるのではないか？』

 

 

僕自身も学びを続ける中で、先月書いた自分の文章がとても軽く感じる時もあった

 

『そもそも、これって世の中に必要とされる本になるのだろうか？』

 

自分自身を疑って原稿を書く意味すら見失っている時もあった

 

 

たったひとつ、これだけは『絶対』というテーマが明確になってからはとても早かったような気がする

そこに気づき到達するまでに相当な時間を要した

 

 

様々な感情がうごめく中でようやく形になったこの原稿

『もう、むりです。これ以上絞っても何も出ません。あとはお任せします。』

ここまで言い切れるのには随分時間がかかったけど、ようやく光が見えてきたようです

 

 

ここまで自分と向き合う時間を与えてくださった株式会社センジュ出版の吉満 明子社長、

よしみっちゃんに感謝してもしきれません

 

 

これまでご縁があって携わってくれた皆様にも

そして、僕を産んでくれた母に

 

愛と感謝、祈りを込めて

最終調整します、、、笑